土木工事で必要資格を取得!メリットやおすすめの資格・取得のコツ
土木工事は専門技術を多く用いて施工していきます。
一方で、その技術を保証するものとして資格も多く存在しているのも事実です。
そこで今回は、土木工事の資格を取得するメリットや取得のコツ、おすすめの土木系の必要資格について解説します。
土木工事の必要資格を取得するメリット
土木工事の必要資格を取得するメリットとして経営者目線、勤務者目線の両方でメリットがあります。
まず経営者目線としては次のようなメリットが挙げられます。
・現場に配置しやすい
・工事の受注が有利
・参加できる入札が増える
現場によっては、必要資格を持っている作業員や従業員を一定数配置しなければならないケースがあります。
そのようなときに必要資格を持っている社員がいれば、その社員を現場に配置しやすいという点がメリットです。
多くの必要資格を持っている社員がいれば、さまざまな状況で配置できるので、経営者目線のメリットは大きいといえるでしょう。
また、さまざまな土木工事にそれぞれの必要資格を持っていると、工事の受注がしやすくなります。
必要資格なしに受注してしまうと信用低下を招いてしまうケースも多いだけでなく、違法な工事をしてしまうことで深刻な処分を受ける危険性もあります。
必要資格を持っている社員がいる他社との協力を強いられ、利益が下がることもあるのです。
このように受注しにくい状況が、必要資格を取得することで改善されるのもメリットです。
最後が参加できる入札も増えることです。
入札には必要資格がないと入札に参加できないケースが多くあります。
入札条件にどのような資格を持っていなければならないかという要件が設定されている土木工事も多く、必要資格がないとその分だけでチャンスも減ります。
一方、必要資格があれば、入札にもチャレンジできるので、その分チャンスや利益機械も増えるでしょう。
勤務者目線でも多くのメリットがあります。
それは次の点です。
・給料アップ
・転職のチャンス
・職場内で一目置かれる
土木工事は給料がアップしにくい会社も意外に多くあります。
しかし、必要資格さえ取ってしまえば、ほとんどの会社で資格手当が付きます。
これによって給料アップできる点がメリットです。
次に必要資格を持っていると、土木工事会社でも重宝されます。
場合によっては、より待遇の良い会社に転職できるチャンスもあります。
これによって、より高度な工事に挑戦できるチャンスも出てくることで、モチベーションが上がるという好循環になりやすい点もメリットです。
また、職場での立場も良くなるメリットがあります。
必要資格を持っていると、職場での重要性が高まるだけでなく、さらに難度の高い資格だと、職場でも一目おかれる存在になります。
これによって自分にもモチベーションのアップが期待できます。
土木関連の必要資格を取得するコツ
土木関連の必要資格を取得するコツとして、実務関連の練習をすることはもちろん、筆記試験をクリアすることが重要です。
実技試験は、普段の業務の延長であることも多いので、意外に合格しやすいものの、多くの方は筆記試験で落ちてしまいます。
そんな筆記試験対策が取得のコツといえ、次のようなポイントを押えて勉強するのがコツです。
・短時間でもいいので勉強する
・アプリがあれば活用する
・講座の受講
・過去問中心の学習
・テキストも読み込む
まず、短時間でもいいので土日を含めて毎日勉強する習慣を身につけましょう。
必要資格を一つ取得したとしても、土木系の資格は無数にあることや取得した資格の上位資格、例えば2級を取得したら、次は1級といった形で勉強を継続する必要があります。
毎日15分勉強するだけでも合格率は一気に上がるので、続ける習慣を身につけましょう。
施工管理技士のような必要資格は、取得を支援するアプリもあります。
こういったアプリで勉強すると、休憩時間などでも気軽に勉強できます。
必要資格の中には講座もあります。
試験によっては、さまざまな資格講座をオンラインで受講できるようになっており、それを活用することで、雰囲気をつかんだり、理解が進みます。
そのため、参加できそうな講座があれば受講するようにしましょう。
必要資格の試験は過去問の類似問題が多数出題されます。
そのため、過去問を解いたり、苦手分野を過去問の解説で学んだりすることで理解が深まります。
それによって合格もしやすくなるでしょう。
テキストも購入しましょう。
最低でも5周学ぶことで、必要資格についてほとんど理解できた状態になっています。
これらの対策で合格を目指しましょう。
具体的なおすすめ必要資格を一挙紹介!
土木工事の必要資格について、リスト形式で一気に紹介しましょう。
土木施工管理技士:土木工事の管理を行う資格です。1級まであり、難易度も高めです。
建設部門の技術士(技術士補):高度な科学技術の知識やスキルを証明できるもので、非常に難易度が高い資格です。
建設機械施工技士:建設機械による工事の管理を行う資格で、1級まであります。
造園施工管理技士:造成などの工事で管理を行う国家資格で、1級まであります。
RCCM:建設コンサルタントです。難易度が高めです。
労働安全コンサルタント:現場の事故を防いだり、事故の再発を防ぐ国家資格になります。
公害防止管理者:土木工事で発生する公害を予防する資格で、転職に有利ですが、科目ごとに合格しなければならない難関資格です。
地質調査技士:地質調査を行う民間資格ですが、地質調査の必要資格です。
環境計量士:環境汚染を防止する国家資格で、難易度が高めです。
舗装施工管理技術者:舗装工事の管理業務を行う民間資格になります。
測量士(測量士補):測量を行うための国家資格で難易度は高めです。
コンクリート技士(コンクリート主任技士):コンクリートの製造から施工、検査、管理と言った技術照明をする民間資格です。
コンクリート診断士:土木工事などで打設されたコンクリートの点検や管理を行う資格です。
プレストレストコンクリート技士:コンクリートを長寿命化したプレストレストコンクリートの計画設計施工、管理の資格です。
のり面施工管理技術者:のり面の管理をします。
まとめ
土木工事では多くの資格が必要資格として用いられています。
そのため、必要資格を取得することは、自分のためにも会社のためにもなるのです。
今回紹介したポイントをもとに、おすすめの必要資格取得を目指しましょう。
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