ー和室をリフォームするには?方法や特徴・注意点を解説ー
「和室のリフォームはどんな方法があるの?」
「和室にリフォームする際の注意点は?」
和室のリフォームを考えている方はこのような疑問を抱えているのではないでしょうか。
和室のリフォームは、建物の経年劣化が表れたり、生活の変化によって不便を感じ始めたりしたときに検討することが多いです。
最近では、一部の和室を洋室へと変更するリフォームが人気を集めています。
一般的に和室は洋室に比べて、掃除や維持に手間がかかることが多く、現代のライフスタイルに合わない傾向があります。
【和室をリフォームするための方法】
①部分的なリフォーム
②和室を洋室へのリフォーム
③洋室を和室へのリフォーム
生活に合わせたリフォームを行うことで住空間をより快適にすることが可能です。
この記事では、和室をリフォームする方法や特徴と注意点を解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。
和室をリフォームするための方法と特徴
和室のリフォームは、住む人のニーズに応じてさまざまな工法があり、大きく分けると以下の3つになります。
①部分的なリフォーム
②和室を洋室へのリフォーム
③洋室を和室へのリフォーム
詳しく解説していきます。
①部分的なリフォーム
部分的なリフォームでは、畳や障子などの損傷した部分を新しくします。
このリフォームは、和室の基本的な構造や雰囲気を保ちつつ、必要な部分だけを新しくするため、和室のイメージを大きく変えることはありません。
畳や障子の部分的なリフォームは、和室の快適性を高めるために行います。
②和室を洋室へのリフォーム
和室は現代のライフスタイルに合わない点があるため、使いづらいと感じる人も少なくありません。
このような場合には、和室を洋室へリフォームすると良いでしょう。
たとえば、畳をフローリングに変更したり、引き戸やふすまをドアに置き換える工事をします。
和室の雰囲気や印象を変えてしまうため、工事期間が長くなり費用がかかるデメリットがあります。
③洋室を和室へのリフォーム
ライフスタイルが変わっていく現在でも、洋室を和室へ変えるリフォームも行われています。
このリフォームでは、フローリングを取り除いて畳を敷くか、フローリングに畳を敷いて和室の雰囲気を出す方法が一般的です。
その際に、洋室のクローゼットの扉をふすまへ交換して押し入れのような収納を作り、洋室に和の要素を取り入れる場合もあります。
和室をリフォームをするときの注意点とは?
部分的なリフォームや和室を洋室へ変えたり、洋室を和室へ変える施工は、日常生活に合わせて便利になると考えられがちです。
しかし、リフォームには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
リフォームを考える際には、どのようなデメリットがあるのかを把握し、希望するリフォームを実現することが重要です。
①部分的なリフォーム
②和室を洋室へのリフォーム
③洋室を和室へのリフォーム
上記の3つの和室のリフォームについて、具体的な注意点を説明します。
①部分的なリフォーム
和室を部分的にリフォームする際に重要なのは、既存の部分と新しく施工した部分の色やデザインのバランスです。
部分リフォームを行うと、新しいものと古いものが混在してしまうため、全体の調和が取れず、まとまりのない散らかった印象の和室になることがあります。
そのため、単に劣化した部分を修繕するだけでなく、既存の空間と新しくする部分とのバランスを考慮して、素材選びや色を合わせると良いでしょう。
②和室を洋室へのリフォーム
和室から洋室へのリフォームで多くの人が感じるメリットは、畳を撤去してフローリングにすることにより、掃除が楽になる点です。
しかし、畳を取り除くことでデメリットも生じます。
畳は柔らかく、衝撃や音を吸収する特性のある素材であるため、防音・遮音の効果が得られます。
一方で、フローリングは防音性が低く、対策をしないまま部屋を使うと音が反響しやすいので、騒音トラブルになることも。
また、畳は湿気を調節する機能が備わっており、夏は湿気を吸い取り、冬は放出してくれるため居住環境が快適に保たれます。
フローリングにはそのような機能がないため、室内の温度や湿度の管理に注意しなければなりません。
③洋室を和室へのリフォーム
洋室から和室へのリフォームでは、部屋の一部を畳に変えたり、洋室の機能的な要素を残しながら和の要素を取り入れるケースが多いです。
現代の利便性を保ちつつ、和室の雰囲気を取り入れることができます。
部分的な畳は、小さな子どもの寝る場所や高齢者の休憩スペースとして最適です。
しかし、部分的に和室にすることで、部屋が狭く感じられる場合や照明のバランスが調整しにくくなるケースもあります。
リフォームを行う際は、専門業者としっかりと計画を立てて進めることが重要です。
和室へのリフォームは、洋室のフローリングでの掃除の手軽さがなくなり、畳の定期的なメンテナンスや手入れも考える必要が出てきます。
和室のリフォームをする前に家の全体的な評価をしてもらおう
和室のリフォームを考える際には、まず最初に既存の家の状態を専門業者によって診断してもらうことです。
特に、和室を洋室へ変えたり、洋室を和室へ変えたりする際に床材を交換する場合など、床の下地部分を詳しくチェックする必要があります。
床の下地がメンテナンスを要する状態であれば、新しい床材を敷く前に適切な修繕を行いましょう。
傷んだままの下地でリフォームを進めても、建物に悪影響を与えます。
さらに、リフォームをする部分が工事に耐えるだけの強度を持っているか、補強が必要かどうかも専門業者に見てもらいましょう。
家の全体的な評価を把握し、どのようなリフォームが最適かを総合的に判断してもらうことが大切です。
まとめ
この記事では、和室をリフォームする方法や特徴と注意点を解説しました。
和室のリフォームには部分的な修繕や和室を洋室にしたり、洋室を和室へ変更するなど、さまざまな方法があります。
部分的なリフォームを行う際には、全体の空間との調和が大切です。
また、和室を洋室にしたり、洋室を和室へ変更する場合は、それぞれの部屋のメリットを活かすことが重要になります。
和室のリフォームをするときは、家全体の状態を専門業者に正しく診断してもらい、最適なリフォームを相談しながら計画的に進めていきましょう。
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